バタビアの市電
バタビアのCity Hall前を走る現代で言えば遊園地のトラムみたいな市電が走っている風景の古写真がある。又つい昨年現在のマンデリ博物館とコタ駅を繋ぐトンネル建設の際石や杭が発見されその昔のレールの跡ではないかと騒がれていたが、確かに其の当時バタビア城壁都市とMolenvliet(現在のガジャ・マダ通り)を繋いでいる市電があった。北の端は既にもうなくなっていたバタビア城の跡のKanalweg(現在のトンコル通り)をスタートしPrinsenstraat(チェンケ通り)からStadhuisplein(ファタヒラ広場)を横切り、Nieuwpoortstraat(ピントゥブサール)を抜けMolenvlietに繋がるものであった。現在の発展が疎ましく感ずる話でもある。最初のトラムは1839年に走ったが、其のとき未だスンダクラパ港が唯一の外国船受け入れの港であり、スンダクラパの入口辺りにKleine Boom(税関)があり少し離れすぎではあるがこれがこのルートを利用した乗客たちであったろう。
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