« スカルノハッタ空港でアイ・スキャンを導入? | トップページ | OSCAR PubとJames Brown 12月26日 »

2006年12月25日 (月)

オランダ近代性が独立を育む 

19世紀中葉からのオランダの近代性が後の倫理政策を経てインドネシアに独立の気運を育んだとして、10月始めの当ブログで、ロンゴワルシトを介してタコ・ロールダ他オランダ学者によるジャワ学とオランダのミュルタトーリの文学作品「マックスハーフェラール」を挙げたが、他に以下を追加したい。
マックスハーフェラールに描かれた時代1848年~1850年はジャワは干害で飢餓地獄であったが、当時オランダ本国では憲法改正の時期にあり、元ジャワ布教師ファン・ホーエフェル議員一団は植民地原住民の擁護を政府に要求し戦った。 成果的には1854年の新統治法で総督の土人擁護義務が記載され、後の奴隷制度廃止や強制栽培制度の廃止へと繋がっていく。
少し下って1899年オランダ下院議員であったファン・デフェンテルは「名誉の負債」と題する一文を発表しオランダ本国が苦難の時代に植民地より受け取った莫大な利益は本国の植民地に対する負債と見るべきことを訴えた。これが1900年の倫理政策転換の導火となった。
クリスマスとは関係のない話で申し訳ない。

|

« スカルノハッタ空港でアイ・スキャンを導入? | トップページ | OSCAR PubとJames Brown 12月26日 »

インドネシア・ジャカルタ歴史今昔」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: オランダ近代性が独立を育む :

« スカルノハッタ空港でアイ・スキャンを導入? | トップページ | OSCAR PubとJames Brown 12月26日 »