オアシス・レストランとRijsttafel
昔は遠来のお客があるとこのレストランに招待したものであるが最近はチョイスが増えてOne of Themになっているかも知れない。行けばバタックの男性ギターコーラス4人組が主賓にショールをかけて記念写真を撮ったものであるがそれより有名なのがリス・ターフェルという料理の供し方である。これはRise Tableと言う意味であるがいろいろな料理12種を12人の美女が抱えて持って来てお客の皿に一品ずつ置いていくもので、植民者オランダ人が編み出した贅沢なのであろうが、この店が引き継いでいる。ここはラーデンサレー通りで、店のブロスールには1928年当時の茶・ゴム・キニーネで一儲けしたBrandenburg van Oltsendeと言う金持ちが建てた住宅で日本軍が攻めてきた時には、時の総督がここを隠れ家的に使用したり、米軍海軍武官府公邸であったりしたそうである。
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