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2007年7月16日 (月)

洪水対策の地下大トンネル計画

この水曜日に又スティヨソ市長が大プロジェクトをぶち上げた。洪水対策のため雨水を海に流す大口径の地下トンネル構想である。これはクアラルンプールでも採用されており彼のプロジェクト仲間カラ副大統領と公共事業大臣と共に来週見学にマレーシアに出かけるそうである。
これは西運河(洪水運河)の下15メートルに東ジャカルタのBalekambang からManggarai、Tanah Abang、Roxy、空港のCengkarengのほうに抜ける22kmのトンネルである。このトンネルの中に直系12 メートルの2層の道路と下水貯水槽を設置する。いわば交通渋滞、水量調節、洪水対策、下水改善の多目的のトンネルシステムであるが、総コストは約16兆ルピア(1.8兆ドル)という。
同時に開催された洪水対策のセミナーで水力工学の専門家は洪水対策には洪水壁、洪水運河、人口湖、貯水地域を作るという事と洪水予告と警報システムが重要だと主張した。西運河の壁を高くすることでこのトンネルの目的は代替できるとSiswoko 氏はこのプロジェクトで洪水問題が解決することに懐疑的である。 
元環境大臣のSarwono Kusumaatmajaも出席、彼は、コストが巨大であろうとも統合灌漑システムが必要だと市のプロジェクト賛成派である。今年2月の大洪水では140人が死亡、8兆ルピアの損失を出している。8兆ルピアとすると2回で元を取る事になるのだが。。
クアラルンプールのそれは全長約10km、全高約6mの洪水対策トンネルが約5kmの2層式有料道路が併設、総工費6千億円以上である。東京では首都圏外郭放水路は、延長6.3km、直径約10mの世界最大級の地下河川方式の放水路と神田川・環状七号線地下調節池の延長約4.5km、トンネル内径12.5m。現在は神田川の洪水調整池トンネルであるが将来は地下河川とする計画とのことであるが、交通併用ではない。

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