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2008年5月26日 (月)

現金支給でも貧困者増

貧乏人に対する現金補助が始まった。先に従来の補助金対象の石油燃料の値上げに対する貧困者に対する現金による支援(BLT)である。政府はこの23日から平均28.7%の値上げを実施した。ガソリンはRp4,500からRp6,000(33%up)、ディーゼルオイルがRp4,300 からRp5,500へ、又ケロシンがRp2,000 から Rp2,500.となった。
貧困者に対する現金支給は各地の郵便局で登録済み貧困家庭に対し月額Rp100,000を支給することになり、最初の日の23日、副大統領とジャカルタ市長は連れ立ってクマヨラン郵便局の支給現場に赴いて実施状況をモニターした。
一方では学生が反対のデモを繰り出して100名強が逮捕されたが、大きな動きとはならず乗り切ったのであろう。ユドヨノ政権は2005年にも平均125%もの値上げをしておりその際も何とか乗り切ったのには驚いたが原油の問題はどうにもならないと諦めがあるのであろう。値上げを抑えその分を生産者に補助する方式では貧乏人だけでなく金持ちが得をするとして貧困者のみに補助が行く点では優れているのであろうが貧困者の定義も難しいし、支給の手間が大変であろう。カラ副大統領は集まった貧困者との対話を行いこの現金はむしろ福祉の改善に役立てるものだとしている。
値上げ分の補填と紐付いたものではなく従い18ケ月間のみ支給される。貧困家庭は19.1百万人で合計14.7兆となるそうである。(これは今年5月から12月までの予算の如し) 尚前回2005年10月も同じ方式であったが貧困家庭は15.6百万であった。前回も福祉の向上を願ったのであろうがこれを見る限り貧困者は増えている。

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