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2008年7月26日 (土)

Krakatau SteelとMittal 

世界最大の鉄鋼メーカーとなったMittalはこの4月にユドヨノ大統領に書簡を出し Krakatau Steel購入を含むインドネシア投資の意向を伝えた報道があったが、このMittal によるKarakatau Steelへの接近は今も続いている。
今週、Mittalの代表はBanten 州知事やKadinと会談し、インドネシア政府の民営化政策に乗ってKSの株を購入するか、合弁での新工場建設か鉄鉱石調達の為Aneka Tambangと協力するかの三つの選択となっている。インドネシアに投資を呼び込むのはKadinの仕事であるとして、政府としては新工場建設を望んでいるようである。
一方のKSは政府の持ち株を6割以下にする政策でIPO を計画しており、KSは2012年までにキャパを2倍の5百万トンとする計画である。
KSは本年上半期で7,500億ルピアの利益を計上しているがこれは年間計画の8割達成である。通期では1兆ルピアを超えるがこれは昨年の3,200億の利益から4倍にも達する規模で、2006年は1,260億の赤字であった。
5兆ルピアの資金調達となろうIPOはこの11月になろう。
フランス、ルクセンブルグ、ドイツのNO1鉄鋼メーカーを飲み込んだあのインドの大富豪Mittalは1億トン以上の生産量となった。MittelもKSも今は値段急騰中の鉄鉱石・石炭の調達が過大となってきているのでこの話はどうなるか。それにしても久し振り覗いた世界の鉄鋼産業は見違えるようになっていた。

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インドネシア政治・社会・経済の動き」カテゴリの記事

コメント

Krakatau Steelの燃料供給のために、30数年前、西ジャワの沖合で出る天然ガスをチラマヤにあげて、チラマヤからKrakatau SteelのあるチレゴンまでのCilamaya-Cilegon天然ガス・パイプライン敷設プロジェクトに関係したことがあるので、今日の記事は非常に懐かしく読ませて頂きました。
なお、ジャカルタ近郊の工業団地で、プロパンガスでなく都市ガスを利用する企業は、このCilamaya-Cilegon天然ガス・パイプラインからガスを引き入れていましたが、現在はいかがなものでしょうか?

投稿: 広沢 勉 | 2008年7月26日 (土) 20時21分

クラカタウの火山性のガスでしょうか
知りませんでしたが
団地関係者に教えてもらいたいですね

投稿: jakartan | 2008年7月30日 (水) 22時45分

西ジャワ沖で掘っている原油の随伴ガスです。
チラマヤ・ガス・ステーションは、ジャカルタ西方ではなく、東方のチカンペックから北に入った海岸にあります。
ガス・パイプラインはそこからカラワン地区を通りジャカルタの北を迂回して、タンゲラン経由チレゴンにつながっているはずです。

投稿: 広沢 勉 | 2008年7月31日 (木) 17時28分

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