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2008年12月 2日 (火)

Aneka TambangとInco

国営PT Aneka Tambang Tbk(Antam)のフェロニッケルの2009年の生産は今年の17,000の見込みから11,500トン程度と4割近くも減少する恐れが出ている。世界的需要の減退で価格は更に下がる見込みで生産カットが手段として取られる。又コスト引き下げのため150 MWの石炭火力発電を建設するという発表があった。
ニッケルはその65%がステンレス製鋼用に消費される。その他、ニッケルメッキ、水素やカドミウム蓄電池等の二次電池の正極或いは、チタンとニッケルの1:1の合金は最も一般的な形状記憶合金となる。レアメタルとしてバブル価格を形成していた。
インドネシアではAntamが南スラウエシ・北マルクでニッケル鉱を保有、一部自社精錬でフェロニッケルを生産、ニッケル鉱石は殆ど輸出(日本はその半分弱か)し、全てステンレス製鋼用となる。一方Inco社はスラウエシ・ソロアコ鉱山で採鉱し中間品のニッケルコバルトマットなどを生産して こちらも2割りは対日輸出に回っている。住友金属鉱山がIncoの20%保有している。Antam社は世界第4位の生産会社で世界最大は1位ロシアのノリリスク社、2位はカナダのインコ社であるが、インコ社はブラジルのVale do Rio Doseも買収された。3位豪州BHPビリトン社である。

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