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2009年2月15日 (日)

無視されるMUIのFatwa

先日イスラム指導者会議(MUI)がヨガの禁止などのFatwa(宗教令)を出したが実際はリベラル派から多くの批判を浴びているのでホットする。NUのハシムムザディ議長ら穏健派は介入しすぎと批判を浴びせている。イランなどのイスラム国家ではFatwaは生か死の問題であるがインドネシアでは現実の生活にはなんら関係ないとして関心を払われていない。イスラム国立大学教授のRumadi氏がそう語っているのであるから本当なのであろう。問題を解決できないような Fatwaは却って問題を引き起こす。インドネシアのFatwa は強制力はなく、クリスチアン・仏教など少数派を守るインドネシアでは一般ムスリムはこのようなFatwaは不要として無視しおせっかいを非難する。政府も世界第5位の喫煙人口で40億ドルものタバコ税と多くの就労者のため、このタバコ禁止令にまゆをひそめている。多くの批判に対し指導者会議もFatwa ha単なる助言だと腰を引いている。
この協議会は1975年にスハルト大統領が共産党を嫌うイスラムからの支援を求める為作ったが彼は過激イスラムは禁止した。スハルト時代Fatwa は多く無視された。それでもかれらはFatwa を出し続け、古くは蛙・虫・蟋蟀・蟹を食用禁止、子宮内避妊器具の使用の是非、異教徒との婚姻・養子縁組禁止、異教徒への土地売却禁止、サッカーくじ禁止など出している。味の素に豚の成分が使われているとしてハラーム認定した事もある、今回のFatwaには、19の禁止令があるが報道されているのは瞑想のヨガ禁止、子供・妊婦・MUIメンバーの禁煙、子供との性的享楽の為の結婚禁止、選挙棄権禁止、精管切除禁止、人工中絶禁止、性転換手術禁止などがあるが時代錯誤だとして未だ19項目を羅列した報道にはお目にかかってない。イスラム過激派はこのようなFatwaは生ぬるいとしRotary ClubやLions Clubのメンバーになることも禁止した。

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