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2009年2月13日 (金)

クバヨランの古マタラム諸王

この間のと言ってももうすぐ1ケ月前1月17日の弊ブログのJalan Galuhから東に向かい、Gunawarman通りとの間にある通りはDaksa 通りでそのGunawarmanを越えるとBalitung通りでその北のSenopatiをこえてBKPMの方に行く道がTulodung通りである。Dsc00227
これら通りの名前はサンジャヤ朝・古マタラムの諸王である。
Dyah Balitung (在位898年~910年)
古マタラムの9代目の王である。バリトゥンは衰亡のきわみのサンジャヤ王朝を継ぐ条件で王冠を得た。彼の碑文は多く残っており初めてマタラムの記載がある。
Daksa (在位910年~919年)
古マタラム10代目の王である。 ロロジョグランの建設を開始。Dewa Daksaといえばヒンドゥーの神である。
Tulodong (在位919-924)
古マタラム11代目の王でこの時代或いはそのあとの13代目Wawa王の時代にロロジョグランが完成した。 その後の実質最後の エンプセンドク王は、都を東のクディリに移し新たにクデリ朝を建国した。
サンジャヤ王は古マタラム(Kerajaan Mataram Kuno)の創始者ともいえるが、古マタラムと言うのは種々学説があるようで簡単に言えば、広義では古マタラムはサンジャヤ朝とシャイレンドラ朝に別れ、サンジャヤ朝が東に移動した時代にシャイレンドラ朝が起こり、その急速な繁栄と滅亡の間にサンジャヤ朝が復興しこれを狭義で古マタラムと言う。日本の南北朝を思い浮かべても良い。
仏教のシャイレンドラの時代にボロブドールが、又ヒンドゥの復興古マタラム時代にプランブナン(ロロジョグラン)のインドネシアのニ大遺跡が生まれている。
『チャンディ・ロロ・ジョングラン』は最も有名なヒンドゥ教寺院でシワ神、ブラフマ神、ウィスヌ神等の三大神を祀っている。
これらヒンドゥ教遺跡の創建者については諸説あるようであるが、上述の通りダクサ王が創建者と推定する説が有力である。Daksa_ambassador

ダクサ通りには日本大使公邸があり、古木がうっとおしいこの通りには常時警察の車が警戒中であり、正面からの写真は気が引けた。

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