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2010年6月24日 (木)

最後の総督の長い名前と称号

オランダの長い占領の最後の総督は長い名前の総督である。称号も入れると、ヨンクヘール・メーステール・チャルダ ファン スタルケンボルフ スタッシォウエルである。下記のように更に長い名前で紹介される場合もある。
Jonkheer Mr. Alidius Warmoldus Lambertus Tjarda van Starkenborgh Stachouwer 在位は1936年~1942年。ヨンクヘール・メーステールが称号で、彼の前のデヨンゲ総督(1931年~1936年)も同じであるが、二つに分かれる。ヨンククへールJonkheer とは平貴族で平民が功績により貴族に列された場合でありメーステルMr.(in den rechten)(法)学士である。
ヨンクヘールたちは現在のニューヨークにニューアムステルダム市を作りインディアンからガラス玉などでだましてニューヨークの土地を購入した事があり、ヨンクJonkerがNYKの語源のようですが本当は蘭英戦争の結果1864年にイギリスの領土となり、ヨーク候(後の国王ジェームズ2世)が治めた所からの名前のようです。
メーステルも古くからあり、手元資料では1653年のマーツオイケル総督もメーステルである。

Ab_starkenborgh_stachouwer_met_zi_3


日本軍は彼に対して特別な待遇を申し入れたが彼は一般人と同じ待遇を要求したので、夫人や娘とは別のキャンプに収容されのちに満州に移され日本降伏の日にやっと解放された。本国帰国後再度の総督を断り、代わりにフランス大使やNATO大使を務めた。写真はTropenmuseum所蔵のものでWikimedia yori借用した。総督府時代の裕福な家族生活をしのんでみよう。

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