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2011年1月20日 (木)

人文学者エラスムスと画家ヒエロニムス

二日前のブログのエラスムスと7つの大罪は彼の著書「ヒエロニムス全集」と関係がありそうだ。7つの大罪と言うのはキリスト教の言う人間の罪の根源に傲慢、嫉妬、激怒、怠惰、強欲、暴食、色欲の7つの罪源があると言うことであるが、これを描いたヒエロニムス・ボスの「The Seven Deadly Sins」が有名である。エラスムスが1466年生まれ(1536年没)なので1450年頃生まれ(1516年没)のヒエロニムスとは20年の差であり、又エラスムスは幼少期をボスが生まれ、活躍した故郷ス・ヘルトーヘンボスで過ごしている。
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彼の作品はWeb「無為庵書窓」に詳しいが7つの大罪は1480年の作で、怒り、妬み、貪欲、大食、怠惰、欲望と誇りとある。所で人文学と言うのも判っているようで判らないので調べて見たら、fu-rai-bo.blogspot に次の言葉を見つけた。
「本書に解説を記している宮下士郎氏によれば、人文主義とは、古代ギリシャ・ローマの研究を通じて、人間存在や社会を、神ではなく人間の視点から見つめなおす動きであるという。それは、神を無視することを意味するのではない。人間存在は神の被造物であり、人間を探求することは神の働きを知ることと通じるとされていた。そうであるから、エラスムスの持つ人文主義者と神学者、司祭という立場は矛盾しないのである。「汝自身を知れ」というソクラテスの言葉は人文主義者の立場を良く示す言葉だと言える。」
まさに小生も7つの大罪をむき出しており、又愚者になるのを嫌っており、考えさせられるエラスムス・シリーズであった。

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