ニコライ堂の鐘
神田駿河台近辺の散歩で友人が案内してくれた所が通称ニコライ堂と言う教会である。緑青をまとったドームを持つビザンチン式様式で重要文化財でもある。標識板には東京復活大聖堂と出ておりこれがニコライ堂の正式名で日本ハリストス正教会が持っているようだ。関東大震災では大ダメージを受けた後復活したが、復活はイエスキリストの復活である。鹿鳴館時代の建物(1891年築)でロシア人のシチュールポフの設計で監督はコンドル、東京大空襲は免れ、焼け野原の東京の駿河台の丘に建つニコライ堂の姿は都民に大きな力を与えたのであろうか。藤山一郎のニコライの鐘では、「姿変われど 変わらぬ夢を 今日も歌おうか 都の空に あぁニコライの鐘が鳴る」と唄う。ニコライとは1861年ロシア正教会のニコライ司祭(後、大主教)で1861年に日本にギリシャ正教を伝道しにやってきた人である。ハリトリスはキリストの事でギリシャ正教は国別にロシア正教会とか日本正教会などの教派教団がある。だからこの教団はロシア正教と関係はあるが系列ではない。と色々初めて知ることが多い体験となった。
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