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2013年6月 4日 (火)

インドネシア尿素プラントに花咲く日本技術

吉住留五郎氏が住んでいたKebon Sirih No.80を訪ねて動き回ったのであるが、82までは行ったがあと見失ってしまった。その82番地の写真も何故かアルバムから失われている。
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その場所は多分タムリンを越える方であるが、越えないでムルデカ・スラタンの裏側の一番東端(Prapatan側 住所はKebon Sirih Raya No. 6A)にちょっとしたビルがあり、大きくPlaza Pupuk Kaltimと書かれているのでこれを机上取材する事にした。以下の結論を得る為には1日以上かかっている。
Pupuk Kaltimはインドネシア最大の尿素肥料会社である。 年間約3百万トンで2番手がPupuk Sriwijayaで2百万トン、3番手がPupuk Kujangの1百万トン、他を加えて合計7百万トン、 数字は若干違うが他の資料ではインドネシアは世界で5番手位である。 
日本では三井化学が年36万トン程度生産するほか見るべきものはないが、日本は1924年には世界のトップグループにあり、多くの技術開発をしてきて現在は尿素から離れた総合化学メーカーに育って行った歴史がある。そして又途上国等への新規大型尿素プラントの建設等そのプラント技術へと花開いた。 世界のトップは中国で24百万トン、インドが12百万トン、どこにでも顔を出す中国には辟易する。(中国を見下してきた日本に辟易なのだ)
Sriwijayaは1959年創業(63年商業生産)であるがKaltimは1984年の後発で現在これらの国営肥料会社はSriwijaya を母体に持ち株会社 Pupuk Indonesiaとして合体されている。尿素を製造する会社としてグループを纏めると
PT Pupuk Sriwidjaya::(略称PUSRI) パレンバン、2010年再Spin-off
PT Pupuk Kalimantan Timur: (KALTIM) 西カリマンタン、ボンタン地区
PT Pupuk Kujang,:チカンペック
PT Pupuk Iskandar Muda:アチェのロクスマエ
PT Petrokimia Gresik :東ジャワ・グレシック
Kaltimがトップになったのは三菱重工が建設しただ第4プラントが貢献しているが更にKBR がNo5.プラントを建設中である。Sriwidjayaも東洋エンジの手により新工場を建設中である。
アセアンのシンボル企業であったAsean Aceh Fertilizerは精算となった。
KALTIMと言えば三井物産主導のカルティム パシフック アンモニア(KPA)と双日主導のカルティムメタノール(KMI)があるが又別稿としよう。

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