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2013年6月27日 (木)

オランダ世俗建築の影響

司馬遼太郎の「オランダ紀行」にアムステルダムの運河沿いに見せるあの独特の世俗建築の模様が描かれている。要点いわく、「いずれも4-5階建てで、羊羹を2cm幅で切ったのを縦に並べた様で、屋根のこう配が急なのは気候と関係があるのだろうか。破風が面白い。 切り妻造り屋根が縦に切り落とされた様になっておりその合掌形の断面を家々の正面として見せている。その合掌形の面に取り付けられた合掌形の板が破風である。家々はそこに特色を持たせその破風の凡庸でなさを誇っている。」
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上記の羊羹はかまぼこの方がいいかもしれないが曲線でなく三角形であってほしい。この建築様式は何故かバタヴィアでは数が少なく思い出すのはワヤン博物館である。
ここに出てくる建築用語を並べると正面:ファサード、破風:ゲーブル、切り妻屋根:ゲーブル・ルーフ、ゲーブルは渦巻形の曲線をもったものや,円弧の一部を反転させながら組み合わせるタイプのもの、また破風を階段状に作る〈いらか段crowstep,corbiestep〉と呼ばれるタイプもあり、
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これらを特色付ける言葉としてダッチ・ゲーブルと呼ばれるようだ。それを一つに集めた様なユトレヒトの「リートフェルト=シュロダー邸」の写真を、オランダ政府観光局の頁から借用した。

日本の東北地方でも、この急勾配のゲーブル建物なら雪掻きも要らないだろうなとよぎったが、縦に並べると雪は下におちれない。落ちてもスペースが足りないかもしれない。

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