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2014年4月28日 (月)

アクト オブ キリングの後のドキュメンタリー

4月12日から渋谷のシアター・イメージフォーラムでアクト オブ キリングと言う映画をやっているそうだ。これはインドネシアの先輩が教えてくれた情報であるがこの映画は1965年9月30日事件を発端としたスハルト政権移行期の騒乱に伴う100万人規模の虐殺を扱ったドキュメンタリー映画である。本来この様な映画は被害者側に立った取り組みが共感を呼ぶのであるが、それは取りも直さず政権批判になりやすく許可が取れない事情もあるのかこの映画は加害者側を描いている。
虐殺に狂奔した当時の街のギャングに出演させ、虐殺のシーンを再演させている内に、この加害者が自ら善と思っていた信念が悪であった事に目覚めるのを描いているようだ。この映画は普通の映画館でなく限られた映画館で上映されているが関東では渋谷、新宿、千葉がある。
理詰めの先輩は何故今この映画が出来たのかと問われるが、小生にはあてずっぽうで選挙目当てではないのと言ったが見事に外れた。これはインドネシアの映画では無くテキサス出身のジョシュア・オッペンハイマー監督の作品だったのである。この映画は山形映画祭他世界の50以上の映画祭でも受賞しているが世界の10大映画祭のプーサン映画祭も入っている。
プーサン映画祭ではこの後インドネシアの“JALANAN”と言うのもインドネシアの作品とし初めて受賞したドキュメンタリーが続いている。この映画は街頭のミュージシャンと言う限界的生活の庶民を描いていて今PlazaやGrand インドネシアで上映中である。そして小生的にはそれに続いて‘Children of a Nation’.と言うドキュメンタリー映画があり、これは2009年の大統領選挙の中のインドネシア政治の特異性を描いたものだ。これで選挙と結びついた。

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