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2015年2月16日 (月)

桎梏の女

太い木材に穴を開け両足を突っ込まされた足かせに繋がれたポスターは昔ラスナ通りの映画保存センターで取ったものである。桎梏に繋ぐ話は精神疾患を負ったとして人を隔離するジャワ民族の悪習で、1976年以来禁止されているそうだ。1981年のベルリン映画祭ではインドネシアの習俗文化の偶発的に撮影された映画として歓迎され受賞し、2010年には豪州でも持て囃された。
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この映画では(Nungki Kusumastuti)が演ずるFitriaが美しく、言葉滑らかで、謙虚な、ささやかさを持ち、特に何にでも従う従順なインドネシアのシンボル的な女性であったが、夫Andiと結婚して穏やかに過ごしていた中に学友だった開放的Mariaが出てくる。
一度Fitria-Andiの家に住みこんでいたがいつかAndiと親密になり、Fitriaは嫉妬に燃える内Marniは病気を得てなくなった。 Fitriaはこれが原因で気が狂ってしまう。世間体を気にした父はFitriaを個室につないでいたが、ジャカルタから来た記者に嗅ぎつかれるところとなった。Frans Tumbuanが演ずる夫や親との関係で色々と問題を生んでいく話である。監督はIsmail Soebardjoで1981年受賞作である。あれから何年にもなるがPasunganについての事件とか何も聞くこともなく忘れていたが昔は鎖につないで隠されていた事件がよくあったのだろう。
Youtubeで原画が鑑賞できYoutubeの偉さには驚いた。

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