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2015年7月 9日 (木)

パソパティの本命

何か関心を惹かれる言葉として1ケ月前のブログ”パソパティ3題噺”で横道にそれた単語の本流の意味はワヤンのマハーバラタに出てくるパソパティである。マハーバラタはバンダワ5王子とコアラ百王子の間の同族間戦争でパンダワ側は主役は3男のアルジュノ、インドラ神の息子である。

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この戦争はバラタユダと称されるがその戦いの中で最愛の息子アビマニュがジョヨジョトロ(ジョヨドロト?)のために殺されたため、アルジュノはジョヨジョトロ軍に戦いを挑み、アルジュノの放った矢はジョヨジョトロの首に命中、一旦は成敗したこの時のこの矢をパソパティの矢と言う。
これにはその後があり、パソパティに飛ばされたジョヨジョトロの首は、育ての父の膝の上に落ちたが、育ての父が生命の水を振り掛けると生き返り、小刀を口に咥えさせられた首は縦横に暴れ回り、アルジュノの三人の息子たちを殺してしまうほどであったが最後はビモのルジョポロの一撃で倒れたという。
その他にバラタユダの大団円はアルジュノとカルノの一騎打ちであるがこの時もパソパティの矢でカルノは倒れるのである。
アルジュノの父は以前に神の為女に触れることを止められていたので母のクンティはシバ神の力でアルジュノを授かったものでアルジュノはシバ神によりこのパソパティの武器をもらったことになっている。この武器は高速で標的を追尾する必殺の矢である。マハーバラタではアルジュノの妻でもある女性戦士スリカンディも、借りたこの矢で宿敵を倒すなど何度も登場しているようだ。
マハーバラタは225ほどの演目であるのでちょっとやそっとで話を纏められないのでパソパティが出てくる場面の一つ二つを上げてみた。 矢の写真はないのでおみやげで買ったアルジュノの小皿を掲げた。

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