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2015年7月10日 (金)

ガトットカチャの生誕と昇天

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パソパティのマハーバラタで思い出したのがパンチョランのガトット・カチャの塔である。ディルガンタラの塔ともセブンアップの塔とも言うがその頂点にガトットカチャが空に飛び出そうとしているもので、最後を迎えたスカルノが異常な情熱で完成したものである。例によってMyWikiを書くと、ガトット・カチャはガトゥコチョともよむが、父はバンダワの次男の巨人ビモ。ラクササのプリンゴダニ国のアリムビがビモに惚れて出産したが臍の尾が切れず駆けつけたアルジュノが持っていた鞘で切って事なきを得たが鞘はガトットカチャの臍の中に残ってしまった。
Gatotkaca_by_prastian_by_prastiand4


ラクササの出である母から授かった闇を見通せる力と風神の子でもある父から授かった空を飛ぶ能力を持っている。シバのグル神も三種の武器である空飛ぶサンダルと翼、冠を与えたといわれる。
このアルジュノの鞘とはナロド神がアルジュノに与えようとした剣スンジョト・クントの剣をスルヨ神がクンティを犯して産ませたカルノに奪わせ、鞘だけがアルジュノに残ったもの。後この鞘と刀が合体した時がガトットカチャの死に至る運命にあった。
それはカルノとの戦いでやって来た時、カルノの持つ剣の部分が伯父コロブンドノの誘いにのりガトットカチャの臍に突き刺さり鞘に収まった。ガトットカチャは死ぬ間際にコロブンドノに頼み死体をカルノの乗る戦車に落とし破壊したがカルノはかろうじて逃れてしまった。
ここに出てくるコロブンドノはラクササ王国、ガトットカチャの母アリムビの兄、ガトットカチャの伯父にあたるが、ある時ガトットカチャが逆上してコロブンドノを殺してしまったがこの時コロブンドノは死の間際にいつかカルノの剣に乗って鞘に納めると天界で待っていた呪いの話である。
Gatotkaca_surakarta


期待した最後ではなかったが、それに至る伏線がある。
カルノが持つ必殺の刀(これは先に書いたナロド神がアルジュノに与えようとした時奪った刀の部分のようだ)は一回使えば効力は無くなることを知っていたクリスナが大戦争の最後に起こるアルジュノとカルノの戦いの為、ガトットカチャを犠牲に試したものであった。
あの空飛ぶ能力など他に話があるのであろうが出生と死亡の話にとどめた。昔ふざけた時自分の名前をガトットカチャなどと称したことがあったが今小生と一致するところはないことを知った。
(真ん中の素晴らしい絵は何かインドネシアの漫画ゲームでもあるのであろうか by Prastianとあった)

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