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2015年8月12日 (水)

情報豊富なインドン銀行

インドネシアの2014年の大手銀行の決算があるので収入高ランキングを作ってみた。小生の感覚では昔からのランキングイメージが変わってないようだが、純利益率が異常に高いねと指摘があった。上位4行が軒並み50%内外である。

Bank Rakyat Indonesia  50,100,000 24,200,000 48%
Bank Mandiri        39,100,000 19,900,000 51%
Bank Central Asia     32,000,000 16,500,000 52%
Bank Negara Indonesia  22,400,000 10,800,000 48%
Bank CIMB Niaga   18,400,000 2,600,000 14%
Bank Danamon Indonesia 13,700,000 2,600,000 19%
Bank Bukopin   7,100,000 727,000 10%
Bank Tabungan Pens. Nas.6,500,000 1,800,000 28%
Bank Panin          6,210,000 2,360,000 38%
Bank Internasional Indonesia5,930,000 698,500 12%
Bank Tabungan Negara   5,470,000 1,100,000 20%
Bank Permata    5,400,000 1,590,000 29%
Eximbank            3,960,000      1,180,000 30%
00bca


トップのMy BankのBCAの財務諸表を覗いてみたら色々のことが解った。
P/Lの最初に来る収入は既にコストを落とした金融収支ネットである。ちなみに貸金の運用金利は8.71%でそのコストは2.61%なのでマージンは6.5%である。
生産的貸金の総額は480兆規模であるので480兆x5.6%=32兆となり上記に合致する。ネットでなくグロス表示もしているがそうすると、
一般会社の総売上に当たる部分は 480兆x 8.7%=43兆で、これを用いれば純利益率も低くなるが、大きく儲かっていることに変わりはない。 少し純利益までの計算をすると
金融収支  上記   32兆
その他手数料収入   7兆
合計収入        40兆
引当損           2兆
人件費           9兆
その他管理費       9兆
税前利益        20兆
税金            4兆
純利益  上記の通り 16兆 非の打ち所がない。本社はグランドインドネシアのMenaraBCAであり、監査法人はKPMG Shiddhartaで、S&P格付けはトップのAAA。
大株主はインドネシア第一の大富豪のDjarumのBudi Hartono一家の持つ投資会社が半数を抑えており、キッチリ報告されていた。
この年次報告書はグラフ、表も豊富で全部で500ペイジを超えるもので、見るだけでも疲れる。

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