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2015年9月 1日 (火)

宮殿もオランダの御蔭

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古いジャカルタポストの特集記事にジャカルタのネガラ宮殿とムルデカ宮殿のこれ又古い写真がでている。上はネガラ宮殿で19世紀中葉の絵画である。下段は1930年台の写真であるが建築は1877~1879年というから現在まで140年ほども健在なのである。ネガラ宮殿は18世紀の終わりにオランダの商人J.A. van Braamと言う人が自分の住宅として建てたものである。一応これを1779年とするとムルデカ宮殿はネガラ宮殿の後100年ということになる。その後ネガラ宮殿は1848年火災を起こして、その際2階部分が改築されたものであるが両者とも現代のファサードと全く同じである。更に古い宮殿はボゴール宮殿である。こちらはファン・イムホフ総督の宮殿として1745年築というからもう270年も前になる。どれも丁寧に使っているのも長持ちの理由だろうが、ムルデカ宮殿はオランダ時代は王立広場宮殿或いは住民はガンビール宮殿と言われていたものであるが主権移譲後この宮殿もオランダ総督から共和国大統領の宮殿に代わり以降ムルデカ宮殿と言われる様になった。ハーグ円卓会議での合意の主権移譲の調印はオランダはデン・ハーグで、ジャカルタはここガンビール宮殿で同時間に行われ、オランダ3色旗が降ろされ紅白旗が上げられたのだ。毎年独立記念日にはここで厳かに記念の式典が挙げられるが、これを見ているオランダ人は今どう思うであろうか。何年たっても、オランダの宮殿を接収し独立の記念を行っているのを見ると悔しさ惜しさが湧いてくるのであろうか。 振り返って日本を考える時台湾について言えば大切に使っているのを見て、建物が今も生きているのを感じて嬉しくなる。

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