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2015年10月12日 (月)

ルピア若干回復  どこまで行けるか

ここ数日ルピアが強くなっている。先週1周間で14,710のピークから13,560迄回復したのだ。新聞によると米FEDの金利上げの予想を先に伸びていることや国際産品の価格値上がりが主な理由だというので又米国が金利引き上げに来た場合或いは中国元が引き下げに走った場合すぐ土台が崩れてしまうのではないか インドネシア政府が9月29日に経済政策パケージ第2弾を発表したことを受けインドネシア中銀も9月30日にルピア交換レート安定化の3点セットを発表した。こうした中銀の一連のルピア安定化策も少なくともこのルピア上げに貢献しているのであろうが、今ひとつ政策に数字を入れて具体化してほしいものである。
今回発表の内容は以下の通りである。
(1) safeguarding rupiah rate stability
ルピアレートの安定を保持するため中銀が国内為替先物取引に介入するものでスポットマーケットのオペレーションを補充する供給と需要のバランスを取るものである。
  しかし我々にとっては介入資金或いは介入幅の明示があって欲しいと思う。
(2) strengthening rupiah liquidity management
ルピア流動性管理の強化とは中銀が3ケ月の預金証書(SDBI)の発行と2週間の短期国債(SBN)のリバースレポ取引を実施するもので長期資金へシフトさせるための流動性を吸収するものである。
  しかし金利の有利さの訴えがない。
(3) strengthening foreign exchange supply and demand management.
特に外貨の供給を引き上げ、需要を抑制する目的で外貨の受給管理の強化の為以下の措置を取る。
a.外貨の先物売り取引を奨励する。現状輸出業者は100万ドル超の外貨先物売りのためには証する書類が必要であるがその制限を500万ドルに引き上げるものである。又その証拠書類にオフショアの外貨定期預金証書を含めて拡大するものである。
b.中銀は特に外貨交換市場の金融マーケットに向けて外貨建ての預金証書(SBBI)を発行しようとするものある。
c.外貨資本の流入を引き込むため中銀預金証書(SBI)の保有期間を1ケ月から1周間に短縮する。
d.外貨収入を国内銀行に預ける際の預金の税金PPh23の税率を引き下げる。
  しかし現在20%のところからいくら 引き下げるのか幅の記述はない。
e.外貨出入り報告書(LLD)の強化することで外貨を使用する際の情報と透明性を保証する。LLDは特定の取引のために必要な補助資料を用いて報告の義務がある。
  報告をやれる国民はいない
今日あたりのインドネシア両替屋のレートはどの程度だろうか 13,560の時の日・イレート113.05の仲値ではないだろうが そだとしても10,000,000ルピアで買える円貨は88,456円であるが、日本では91,000円迄戻している。
この間83,000円でやってしまったので又読み損なって8,000円も損したことになる。

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