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2016年2月12日 (金)

気になるジニ係数

最近又ジニ係数に触れる報道が見られたがジニ係数というのは国民間の所得格差の広がり度合いを言うもので、インドネシアはワヒッド時代からみるとドンドン悪化して0.41と言うところまで格差が広がっている。
ジニ係数は零から1までで零は国民全員が全くの平等であり1は一人が独占しているという極端であり、ありえないが通常0.2から0.6の範囲となるが0.4を超えると社会不安が生じる程の格差であり、0.6は一触即発の危険をはらむというものである。0.41のユドヨノ政権を引き継いだジョコウイはこれを0.39(或いは0.36)に引き下げる目標を立てたが、2015年0.406と僅かに緩んだ報道である。
このための政策としては中小企業金融制度の拡充などによる起業家精神(kewirausahaan)プログラムであり地方活性化となる分配経済の推進である。スハルト時代は率そのものの記録は知らないがファミリーや華僑を含めたクロニーを中心に独占に近いが、彼らは率先垂範し国民を引き上げるためだとして経済成長を進めていた気がする。そして貧しい大衆ながら、長い文化とムスリム同士の牽制、細かな汚職がもたらす楽しみもあり、それほど
やっかみはなかったのではなかろうか。世界の中で悪い方は62%(0.62 以下%表示にする)の南アなど、良い方はスエーデンの23%があるが、1億総中流と言われたかくいう日本は37%の平均よりちょっといい70位台である。それはブータンと余り変わらないとも言える。インドネシアも広大であるので地方に行くと皆が貧しく従い係数も低い傾向があるのではないか。若者に夢を持たせつつ、プライドを以ってた政策運営を期待したい。

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