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2017年5月 8日 (月)

サイレント・マジョリティの主張 NKRI


Bungapolri_2
Ahok知事への花輪は州庁舎だけでなく警察庁(POLRI)にも集まったニュースや全国各地で旋風のごとく起こったニュースを見てジャカルタ新聞を覗いたらそのことは5月6日に報じられていた。 日本に居る傍観者である小生も関連ニュースを拾って見た。
市庁舎への花輪は5016枚に上ったそうで最初の思いついた人をインドネシア版ギネス(MURI)が表彰しょうとしたがそれが解らなかったそうで4月中にもメダンなどでもあり一斉に沸き起こった感じであった。花輪の言葉には、ティト警察庁長官へのお礼の言葉もありパプアでの花輪にも単一共和国(NKRI)を守る言葉が出ていた。Tito警察庁長官はその前がテロ対策庁長官でありジョコウイが昨年抜擢した最年少51歳の長官であった。彼はテロ対策、デモ対策に一定の成果を上げてきた。イスラム過激派の先頭に立つFPIは2014年から反アホックデモを繰り広げてきたが、その中アホックは誰も口に出来なかったこのグループの解散を要求したこともある。PDI-Pのメガワティはインドネシアのサイレントマジョリティへ反国家的運動に立ち上がれと発破をかけ、ジョコウイ大統領も政治に宗教を持ち込むなとSARA議論も目に付いた。メガワティの主張はインドネシア統一国家(NKRI(Negara kesatuan Republik Indonesia)・パンチャシラ・45年憲法・ビンネカトゥンガルイカ(多様性の中の統一)という4っつの基本原理である。この多様性には種族・宗教・人種・階層でsuku agama ras dan antargolonganの頭文字を集めたSARAなる言葉は小生に取っては再登場の懐かしいインドネシア理解の言葉であった。これだけのトップの応援がありながらアホックはなぜ負けたか考えるとイスラムの不寛容が無関心に近くなっていたのではないかと思われる。積極的にニュースを探すことはしなかったがあの大きなインドネシアのイスラム団体は言葉を発しなかったようだ。

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