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2018年1月30日 (火)

ノンバンクのインドネシア語


バンクバリからお金を引き出させたジョコ・チャンドラとの契約はCessieと言うものだと言うことは判ったがあまりお目にかかる言葉ではない。ものにするつもりでまずニュースを探すといくつかあるにはあるがどれも似たような破産とか汚職に関連が目に付く。一応はCession或いはAssignmentの法的用語としての権利の譲渡の範囲の意味である。Concessionも親戚かも知れない。多分におオランダ語から来ているものであろうが狭い範囲の意味で我々に利用価値はないと判断される。
インドネシア語化されているとも思われるのでインドネシア語のWikipediaで見ても、「Cessie とは無形固定資産の権利の第三者への移転で、それは通常名前は売掛金の形を取っている」と説明されている。あのバンクバリ事件でも譲渡したのは銀行間の貸付金でその債権は政府の銀行救済援助資金が充てにされておりそういう回収の成功報酬契約である。
思い出されるのは債権回収のファクタリングであるが、こちらは債権先から回収するのが前提であるので異なるものであるが、用語としてはこちらの方が利用できる。或いは月賦業者もそのような販売代金の代理回収の面では似ている。
此方はインドネシアの金融や経済分野では「ノンバンクのサービス」の一つで、昔ノンバンクが自由化された段階で4つの分野がありそれらは以下の通りであった。
1. Sewa Guna Usaha: リース業
2. Anjak Piutang:ファクタリング業
3. Pembiayaan Konsumen:消費者金融(月賦提供会社)
4. Usaha Kartu Kredit:クレジットカード業
これら全体はLembaga Pembiayaan, dan Lembaga Jasa Keuangan lainnya その他の与信業務及び金融サービス機関と言うが、その他とある通りメイン以外のノンバンク金融サービスなのである。ポイントはPembiayaanで、これは語幹Biayaは費用であり、この動詞の名詞は支出となるが、こじつけで言えば返済を含め支出面で何らかのサービスを付加して面倒をみることでノンバンク業務である。上記でノンバンク業務としても良いが、銀行以外の金融分野の業務には保険、証券 年金などもあるからである。厳密な解釈定義もあろうが 日本では一般に金融業界を(銀行、証券、保険、ノンバンク)と表現している。そしてノンバンクとは「預金等を受け入れないで与信業務を営む金融関連の会社」と理解されている。 信託は銀行なのか証券なのか垣根やビッグバンの問題があろうが、現在国によってノンバンクの範囲は異なり文章の中で判断するしかないようだ。この金融業界では融資の当事者として貸主、借主があり会計では借り方・貸方がある。
会計では借方はDebitに売り先を記帳し貸方Creditに仕入先を記帳するのでDebitは債権、Creditは債務となるが、Debitor/Creditorとなると逆の感覚になるがそれは相手側に立ってどちらが信用を与えているかで理解するとよい。
借方 Debit 売先(貸付先)債権であるが相手はDebtitor(debtor) 借り主 借手、債務者
貸方Credit 仕入先(借入先)債務であるが相手はCreditor 貸し主 貸手、債権者
インドネシア語では債務者Debiturであり 債権者Krediturである。
債権債務主体で言えばBad Debt不良債権の表現もあればKredit macet 延滞した信用という表現もあるが。。

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