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2018年6月19日 (火)

ジャカルタベイシティは何故必要

6月初めアニス市長がジャカルタ湾開発(人工島建設)のプロジェクトを停止させたニュースがあって又かと嫌悪感が走ったが、

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既に建設された932件の店舗など建築物に差し押さえシールを貼った彼自身もその後、思いなおしてプロジェクトの継続を認めることとしたことを知り胸を撫でおろした。この案件はジョコウイ時代から前アホック知事時代に推進してきたもので、選挙戦ではこの中止を公約し、アホックは種々はめられたこともあり敗退していた。確かに大規模な港湾埋め立てで自然破壊から住民の生活環境破壊に及びこともあるのは事実でそれを無視してやって来たわけではないのだが、これも選挙の時のポピュラリズムか自大主義に陥ったのだろう直感したものだった。

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問題となったのはカプックインダーから陸橋でつないだC及びD 島でAgung Sedayuが開発している。小生もインドネシア国民の立場でもっと事実を堀さげて考えたこともなく単なる一人の外国人として面白可笑しく見ているだけであるが、日本だったらどうだろうかと反省することもあろう。とにかく、もう変革も進歩も不要だと感じる年代であり、あの地震・台風の地滑りなど大災害を防ぐ手立て以外に港湾埋め立ては受け入れないだろう。ところでこの埋め立てとは何なのか、動き出した以上少しずつでも全体を把握したいと思う。まずは:

ジャカルタは既に海水の上昇が年間数センチと進んでおり半世紀でジャカルタは海の下になると予想されており、この防止策としてオランダの専門家を動員した巨大防波堤を作ることになったのが発端である。と言うことは小生が言う大災害と同じことでインドネシアの大災害に向かう果敢さを賞賛すべきとなる。
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この防波堤はインドネシアの象徴であるガルーダの形状をした島で、全体図を見るとジャカルタ湾は東はブカシ市のブカシ河の支流運河Cikeasが流れ込む小半島と西はタンゲラン、飛行場の北のコサンビ区をつなぐ幅約55kに、真ん中若干西寄りにこのガルーダ島を置き、東よりはタンジュンプリオク港の沖合にも人工島を配しこの55㎞に高速道路でつなぐ。形成するSeawallは高さ24mで長さ40kmである。この灘の内側に17個の人口島を建設する形だ。それはインドネシアとオランダの両政府のバックアップで7年間にわたるF/Sの結果のデザインである。小生が最初に見たのは2014年だったが、小生の年賀状に使わせてもらったことがある。それ以降陸側の人工島はCD島とG島(A.Podomoroが開発)が進展し、
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又漁夫たちの反対運動もあり、ガルーダ像は無くなり楕円形のオパールとなっている。名称もJakarta Jaya: the Green Manhattanとなり昨年ベルリンでのコンテストで大賞を得ている。 今日はここまでとしておこう。


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