マルンダのAl Alamモスクが最古か
先日のマルンダのブログでAl Alamモスクには新しいは橋からAkses Marundaを通って行くと行けそうだと書いたが、相当遠回りになり1時間はかかるようだ。その上近くまで行ってGoogle Mapもあきらめたようだがこの辺りはfishpondに囲まれているので雨期になると単車でも行けないだろう。ここの住所はJl. Marunda RT.09 / RW.01, Marunda, Cilincingであるが、Masjid Si Pitungと言う別名を持っている所である。
Si Pitungはオランダ時代の義賊で常にオランダ政府に追われここを根城としていたようで最後もここで没した。
ここは1527年あのファタヒラーがポルトガルを追い出しスンダクラパをジャヤカルタと改称したジャカルタ生誕の年にFatahilah(後のワリソンゴ グヌン・ジャティと呼ばれた)が建設したとか、一晩で建てたとか、或いは1628/29年のVOCと戦ったマタラムの武将が建設したとかの伝説めいた話がいくつもある。
建物の様式はヒンズーやヨーロッパの要素があるそうだが、1975年ジャカルタの保存史蹟として指定されている。
写真は前回アップしたものと比較していただきたいが裏門やいくつもの施設が加えられ周りに倉庫なども見える。Si Pitungのお墓から見えるモスクの塀の模様が同一であることは確かめられた。
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