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2018年10月 2日 (火)

西鉄・プラウインタン勃興飛躍

わが故郷の西鉄が又ジャカルタで住宅開発に参加したニュースがあった。日経やジャカルタ新聞の報道は有料であるので同社のプレスニュースを当たって見た。
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今回のは南 ジャカルタチランダックの地下鉄始発駅ルバックブルスの近くで、現地PULAUINTAN社(社長Pia Sudarto)と共同で分譲マンション「ザ・ベランダ」4棟、663部屋を開発すると言うもので来年着工し23年竣工予定とのことだ。これでロケーションはかなり明確である。実際にGoogleで行って見ようと思い立ち探したがその近くに Veranda Pondok Indahと言うのは見つけた。ここはMRT Terminal Lebuk Bulus の南でもう少し南西側にで10年もむかしだったか決壊したSitu Gintungという貯水地があった。Pondok IndahはLebak Bulusの北の高級住宅地なので名前を借用したのであろうか。
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Googleのカメラ隊はいつ廻ったのか知らないがその辺りの空き地は既にクレーンが二本立って工事の囲いがしてある。施主が解らないので再度VerandaとLebak BulusとPulauintanのセットで検索したら引っ掛かった写真はもう建設は仕上がりTopping風景である。これはよくよく見るとLebak Bulusは無視され、Puri Pesanggrahanで2016年の出来事だったことがわかったがこれも彼らのプロジェクトには違いない。


何せ彼らのサイトのプロジェクトリストは15ケ所が14頁に亙って(約210件)が名前と写真がありそれぞれクリックすると又写真が出てくる充実さである。それも大型のものでありこれだけの不動産開発会社(大手は上場)は見たこともないが此方は総合建設会社で最近でこそ自ら開発も行ってきたものだろうと推察した。インドネシアの不動産業界は華人の開発会社(施主)は大手がきらびやかにあり、その建設会社は国営大手中心に5~8社程度が有名だけで、民間上場は皆無なので疑問視していたもので今頃その一つ(非上場ではあるが)を見つけたことになる。なるほど少しは見た記憶がある。
西鉄はこれがジャカルタ第3弾で第1弾は先にブログした日系4社共同のBSD案件であり

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2件目はブカシの開発会社Damai Putra Development社(代表者:ベニー・グナワン)のKota Harapan Indahで総戸数は1,531戸(2棟 2期分、22年竣工)を予定している。地方鉄道の西鉄も相当なものであるが、インドネシアの中(?)堅企業の成長も驚異である。

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数ある施工の中からこれは彼らのサイトの説明ではThe Head Quarter of Agung Sedayu Group and Salim Groupとある。


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