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2018年10月 1日 (月)

アグン・セダユのアグアン

先週の続きでアグン・セダユの総師はSUGIANTO KESUMA氏である。2018年の富豪リストを見るとインドネシア第47位 67歳の 資産$997milである。(グヌンセウのトップはHartadi(68歳)とHusodo Angkosubroto(63歳)兄弟で$1,350milの37位であったので一人当たり同格か或いは上となる。)
グループの会長であると共に2014年から PT Bank Artha Graha Internasional Tbkの副会長、PT JIHD (Jakarta
International Hotels & Development Tbkの会長である。
Tsuchisugiarto
氏は中国の仏教Tzu Chi の副会長をしており、NUと協力覚書をしている。Tzu Chiについては「インドネシアにもZhu Chiの教え」http://jakartan.cocolog-nifty.com/blog/2009/09/zhuchi-34f7.html?optimized=0で書いたことがある。
成功を遂げた彼は彼の財産、心も体もこの救済的活動に捧げている。一方でジャカルタ港湾プロジェクトでKPKから追及を受けてもいる。1951年パレンバン生まれの華人でAguanという名前でも呼ばれ、彼はスハルト時代末期以来Tomy Winataとパートナーであった。 Siapa-siapaによるとこの間の事情を次の様に表現している。 AquanはあのTommy Winata とは分離することはできません。Aguan は強力なギャングのネットワーク九龍会の頭領でトミーのボスだったのでインドネシア警察との関係も近く。警察が関係する"プロジェクト" がある場合は、"呪文" (Mantera)を持っていた。。。。。

いくつかのメディアがインドネシアにドラゴン・バンク・インターナショナルの進出を報告した。バヌアツに本拠を置く銀行は、マネー・ローンダリングを受けた後に「違法なお金」を管理する金融機関の1つで、オーナーの1人はスハルトの社長が所有するPTハラパン。。である。。。。いつ頃のことを言っているのか詮索しないことにした。
Artagraha

そして今年7月トミーウイナタの持つPT Bank Artha Graha Internasional Tbkの株主総会はAguan Sugiantoの息子Richard Halim Kusumaをコミサリスに選出したが父親は副会長、トミーは会長である。そしてKPKは結局Agung Podomoroの現役員たちを有罪としAguanの出国禁止は解かれた。Agung PodomoroもAguanの.会社であった “Agung Podomoro adalah perusahaan properti yang didirikan oleh Aguan”と結んであった。

益々ジャカルタは華人たちの草刈り場で情報と金が入り乱れる強者が跋扈する土地で今頃一挙に入って来たような日本不動産業はどう考えたらいいのか考えさせられる。

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