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2018年10月25日 (木)

TIMのJassin文学資料館 

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チキニのイスマイル・マルズキ公園http://jakartan.cocolog-nifty.com/blog/2007/08/tim_7574.htmlは好きな公園である。

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インドネシアのフォークの父のイスマイルマルズキの名前を冠した文化公園で昔からプラネタリウムが有名だが2~3の映画館もあるが大劇場があり海外からの公演などはここを利用するので新館も建てられた。今年は50周年とかで更にリノベされる。レストランもいくつもあったがどれもサービスが今一つで施設のリノベより、もてなし心のリノベが必要だ。 


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ところでこのリノベの中にHB Jassin 文芸文書センターが入っている。Hans Bague Jassinは余り有名ではないがインドネシアの現近代文学の作家達の恩人ともいえる文芸ジャーナリストで2017年ゴロンタロ出身(2000年没)である。40年代から文芸誌の編集に取り掛かり、新人発掘や出版を手掛け53年からインドネシア大学で講じ、 63年の政治第一主義に反対した「文化宣言」http://jakartan.cocolog-nifty.com/blog/2010/03/post-4653.htmlの発起人の一人となった。 76年から彼が独力で収集してきたコレクションを基にヤシン文学資料館が開設されたものである。名前も埋もれているがこの資料館がTIMにあることを知る人は誰もいまい。小生も何度もほっつき歩いたがプラネタリウム館(或いは市の図書館)の裏手の奥の隅っこにあり、巨大な新劇場との間に埋もれていたことを今日知る所となった。 (入口の階段が樹木の間に見えるだけ)


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