バスウエーの奇々怪々と言うか驚き
先週ジャカルタ新聞ではジャカルタのバスウエーで二つの路線が開通したらしいがそれはカリデレスーブロックMとカンプンムラユ―コタのルートである。バスウエー会社のサイトには主たる幹線として13号線迄あるのでこれは14号15号かと思われた。しかし14号、15号は2017年頃もまだなく当時はManggarai-Pasar MingguとKalimalang(Becakayu)-Blok M間の2階の高架バスウエーの計画であったようだから、それから大急ぎで変わったものだろう(不思議1)。 バスウエー会社のサイトには相当詳しいルートマップがあるが、この⑭,⑮号の話は未だアップされてないのが不思議その2で、従いだろうの話になる。ジャカルタ新聞は更に現在のルートは161ルートあり2019年中には236ルートに増やす計画も触れられていて小生の知る15ルート程度とは大幅にかけ離れていたのが不思議その③であった。
しかしこの数字自体はそれはそれなりにあるようで例えば補助線(Feeder Service)とかブカシとの高速利用のルートやブカシ市内線もあり、他に観光ルートやもろもろあるのでそのような大台には乗る。小生はこの高速のバスウエーには感心しブログにしたことがあるのでOKとしても、バスウエーのFeeder線は記憶にもないのでこれまで入れるのはどうかという気持ちである。その上そのfeeder線は例えば、コターBLOKMの幹線1号線には1Aから1R迄の中で9ルートが表示されておりマップ外の補記には1A~1Cの3ルートのみで且つWikipedeiaには以下の6路線が記載されている。
• 1A バライコタ~パンタイ・インダー・カプク
• 1C ビンタロKODAM~ブロックM・バスターミナル (チレドゥグラヤ通して)
• 1E ポンドックラブ~ブロックM・バスターミナル
• 1K チブブー~ブロックM・バスターミナル (ロイヤルトランス/RoyalTrans)
• 1P スネン~ブンダラン•スナヤン
• 1Q ブロックM・バスターミナル~レンポア
これは1号線と共通するのは始点・終点が同じだからかなとは想像できるが完璧性一貫性を欠いているようだ。
この路線図は小生が2007年に書いた「バスウエーの全て」では既に第15路線迄調べ挙げており、小生は2004年頃の始めはバスウエーのアイデアに反対して何時かつぶれるのを期待していたが2007年に観念し利用する側に回りそれでバスウエーの全てを書いたわけであるが、今それから11年もたっていながらルート数は当時と同じことに驚いたわけである。何が変わったか少し詳細みると7号線までは同じで他は似ておりなんと15号線は「 Kali Malang-Blok M ジャカルタ東部の中央を西進」と記載しており先週実現したルートと同じだったのである。
大幅に違うのは13号線でこれは当時Senayan-Tanah AbangであったのがTendean-Ciledukの線に変更、それも高架専用バスウエーにそれもなっているのだ。ところが上記の会社のルートマップにはこの高架ルートにはFeederが4つほどあるがこれはTendeanからスデルマンTosariやラグナンに行く線であったりと記載されているが
高架ではないし適当すぎる。どういう基準なのであろうか。
この11年の間に会社は何もしなかったのではなく、小生が知らないFeeder線の充実が図られていたのだと想像すると、今度地下鉄も開通したならばもうタクシーもいらなくなっているだろうと期待も沸いてきたりする。
会社のマップはFeederの線で重複路線が多く写真では見れない。 Federのいいことがあるとすれば幹線1のFeederで終点BlokMから更にTanah Abangやビンタロなどにも行けることであろうか。。。
(追記)バスウエーのルート数は上記2004年頃の15路線(うち14・15不明のまま)に比べて、報道された161路線とは余りに差が大きすぎたので少し蔑んだ(少なくとも記憶にないFeeder線まで入れるとはなかろうと)言い方になっているが、記憶にないとどころか3年ほど前には立派な路線(北のファラテハンープルイットの1A)に感心し写真迄取っていたことを今思い出し、再度調査レポートしたい。
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