2017年8月16日 (水)

忘れられていた経済政策

昨日第16次経済対策が近々行われるような報道があった。小生も第11次までは期待をもって待ち、受け入れてきたがもう終わりだろうと半分飽きてきつつある中、続いていたのである。あれから第12次も第13次も第14次も、第15次も発表されたが、何となくImproving、 enhancing、strengthenという言葉だけが踊っているだけであり、快哉を叫ぶような具体的内容はなかったようだ。 
16次はネガティブリストをいじるらしい。閉めては開ける資金集めの村人を思い出す。 ネガティブ・リストを色々いじる必要はない。1~2頁のリストで済んだ時代に元に戻してもらえればいいだけである。
もっと大事なのは現在既に産業界が提出している問題点の一つ二つだけでも解決してほしいものである。
罰則適用に走る、行き過ぎのe-Faktur行政だけでも考えてみたらどうだろうか
しかし岩盤規制という言葉で知った日本の省庁の規制だらけの内規を見ると偉そうなことは言えない。

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2017年8月13日 (日)

7月投資環境トピックスジャパン・不動産プロジェクト満開


*リッポーの都市開発に三菱商事他多数参加 5,000haで人口1,500万人の第2のジャカルタ構想(5月発表分)に続き;
*7/7 大和ハウス/TRIVOチパユン・シティ 高層12棟(5,000戸)
*8/5 伊藤忠/シナールマス チェンカレン マンション 32F x2+α
*8/9 森ビル ベンヒルにオフイスタワー 59F
*7/12 戸数1,256戸、BSD BRANZタワーマンション 上棟
*7/22 2020年までにイオンモールなど新モール27ヶ所:コリアーズ
*7/21 スマトラ縦断高速道建設への投資を日本に打診:高速道路管理庁長官。
*7/29 森ビル建設のスマンギ交差点の新高架道路の供用開始。

産業・企業活動も活発
7/11 SGWMWモーター(上海通用五菱汽車の現法)がGIICで工場開所、能力12万台
7/17 PLN、スマラン火力発電(78万kw)建設で丸紅・GEと契約、 投資4.8兆ルピア、
7/17 ヤマハ発動機、イで二輪車・全地形対応車(ATV)向けエンジン生産開始。
7/18 日本無線現法JRCスペクトラ・インドネシアが正式営業開始。
7/20 ANA、ジャカルタ朝発羽田夕方着便就航。
7/25 クラカタウ・ニッポン・スチール住金の自動車用鋼板チレゴン工場、投資3億ドル。
7/31 伊藤忠、現代らと南カリ火力発電(200MW)EPC受注、契約4億ドル、

経済改革は遅遅、社会不安は常態
7/18 デノミ法案、国会提出へ:財務相。
7/19 PTKP、州別最低賃金に合わせる案を検討中と租税総局長。
7/8  バンドンの民家で手製爆弾が爆発する騒ぎ、反テロ法違反容疑で逮捕
7/10 IS信奉イ人戦闘員、国内外に600人、国家警察が監視。
7/19 強硬派HTIの解散決定、パンチャシラに反すると法務人権省。強硬派デモ
7/20 大統領選挙法改正、議席20%獲得、得票率25%の政党 に足切り
7/21 麻薬犯は必要ならば射殺:国家警察長官の考えにジョコウィ賛同。
7/29 各地で計149人の中国人がサイバー犯罪の容疑、中国覚せい剤、密輸

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2017年8月 8日 (火)

見習え ジャカルタ港湾ガルーダ・プロジェクト

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NCICD(National Capital Integrated Coastal Development )と言っても解り難いので掲題の名にしたのであるが、これは2015年の年賀状に未来の夢で画像を借用したことがある。また自然破壊や漁業保護でマングローブの効用をブログもしたこともあるが、今回政府は一時伏せたプロジェクトを再スタートするようだ。実際には最初の最初のフレースの岸壁づくり4.5kmは60%ほと進捗している報道がある。そしてジャカルタは押し寄せる海面が年間7~14センチも上がっている事実を付けられるとこの計画の必要性は十分わかる気になる。
災害に対する日本の国土の脆さ、政府の拱手傍観にいら立つと、このインドネシアの果敢な挑戦の成功を祈りたくなる。

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このプロジェクトは2030年完工で2~3段階に分けると現在の海岸線へのビーチ・ウオールと沖のシー・ウオールがあり、その中に出来るラグーンと17の人口島、シーウオールはその上を走る高速鉄道や道路網、それから新都市の開発からなるようだ。
沖のウオールはガルーダの羽を広げた形でチェンカレンとタンジュンプリオクをつなぐ32㎞である。ビーチウオールは20kmで、ラグーンは陸から流れてくる13の河川を受けてラグーンから沖へポンプ浄水する。
ガルーダ島の面積は4,000ha、17の首飾り島の面積は5,100haである。4,000haは米軍が返還する北部訓練場或いはドーム855ケ分らしい。 ここに工業地帯、商業地帯、居住区等々の都市が展開される。  その中でも首都移転は、それはそれで検討が進んでいる。
  


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2017年7月10日 (月)

6月インドネシア投資環境

世銀の外資規制批判にうなずく
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6/6  トラック自動車税50%から80%に引き上げ、ロジスティックコスト上昇懸念。
6/13 グーグル、昨年度の年次申告ベースで納税することで政府と合意と財務相。
6/21 フェイスブック、イ現法設立へ、BKPM承認。
6/21 ユニリーバ、BSDに本店移設、土地面積5万平米、建物3万平米に1,350人が就業。
6/30 モデルン・インターナショナル、セブンイレブン全店閉店に。
ISの拡大も懸念材料
6/6  IS支持の国内JAD戦闘員が比南部マラウィの過激派に合流、38人と国家警察。
6/9  ポルノ違反のイスラム防衛戦線代表を擁護するデモ、イスティクラル・モスクで。
6/20 東ジャカルタ自爆テロ以降、容疑者36人逮捕、過激派組織JADメンバー

記録として
6/8  チラチャップ、バリクパパン、ドゥマイ、バロンガン4製油所の近代化585兆
6/6  金融機関の口座報告義務:国内口座は来年4月、海外口座は同8月に開始と財務相。
6/16 BPJS、JICAの協力で社会保険労務士制度導入へ。
6/1  新しい祝日パンチャシラの日。パンチャシラ指導機関を設置、代表にイスラム
6/9  世界大学ランキング: UIは277位、東大は28位、京大は36位。

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2017年6月13日 (火)

5月度インドネシア投資環境 インドネシア再確認

インドネシア再確認 見る人がみれば;
5/19 S&Pが長期ソブリン格付け引き上げBB+→BBB-、20年の念願。
5/20 来年の経済成長率6.1%、予算案審議で検討、2012年以来最高
5/4  リッポー、チカランで大規模の自立都市「Meikarta」開発へ、投資Rp278兆
5/13 一帯一路:メダンでの統合工業団地GIIPE開発MoU、投資74.3億ドル。
5/1 首都空港新第3ターミナルが完全稼働、他の航空会社の国際線も順次移動
予定。5/25 エアアジアが成田~バリに就航、6/18から毎日運航に。
5/29 サリム・グループがイナ・プルダナ銀株51%を取得、New BCA構想始動。
5/8  CIC出資のイ初民間信用情報機関ペフィンド・ビロ・クレジットが開業。
5/22 丸紅、製糖プラント債権めぐる最高裁裁判で敗訴、2.5億ドルの賠償命令。
5/24 フリーポート、4月のスト後に計2千人の労働者解雇、世界の注目が集まる

税務攻勢続く
5/9  税金不正申告に対する調査目標年内45兆ルピア:租税総局。
5/22 税務当局の金融情報自動アクセス、預金百万ルピア以上。LJK報告義務

政府イスラム対策後手後手:
5/25 カンプンムラユ・バスターミナルで自爆テロ、2度爆発があり、警官3人死亡
5/9  アホックに、求刑超え禁固2年判決、即日収監。副知事が知事代行に
5/8  イスラム強硬派HTIの解散勧告、FPI代表はポルノ容疑で海外へ
6/30 ネットでFPI批判者に対するFPIの報復行為頻発、大統領は声明のみ
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2017年5月12日 (金)

4月投資環境 州知事選にみるイの行方(再確認)

4/19 首都州知事選決選投票、ムスリム アニス組が約58%の得票率で勝利
4/20 コーラン侮辱容疑のアホック公判、検察求刑は禁固1年、執行猶予2年。
    元はでっち上げのビデオが発端
4/26 アホックに感謝の花輪5千超、州庁舎うずめ動きはパプア迄全国各地迄
4/28 強硬派イスラム団体らがアホック抗議運動。
ついには裁判は有罪、執行猶予なし、禁固1年加算の2年、控訴するも即収監へ
4/8  トゥバンでテロ容疑者6人射殺される騒ぎ、他に1人逮捕。
4/11 電子KTP事業めぐる不正着服容疑の国会議長に6ヶ月間の出国禁止令。

経済はわずか、ニュース冴えず。その中で記録としては
4/25 三菱モーター・クラマ・ユダ、GIICに工場開設、投資650億円。
4/4  イ総合株価、過去最高の5,651.8ポイント記録。翌日さらに5,676.98ポイント
4/16 首都港アクセス高速道が開通。
4/16 3月の二輪車出荷数473,896台どまり、Q1は前年比7.34%減の140万台程度。
4/19 JBIC融資のチレボン火力発電、環境法違反としてバンドン行政裁判決。
4/19 成長率2017年5.1%、18年5.3%:IMF予測。比・越の6%台に比べると低速。

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2017年5月 8日 (月)

サイレント・マジョリティの主張 NKRI


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Ahok知事への花輪は州庁舎だけでなく警察庁(POLRI)にも集まったニュースや全国各地で旋風のごとく起こったニュースを見てジャカルタ新聞を覗いたらそのことは5月6日に報じられていた。 日本に居る傍観者である小生も関連ニュースを拾って見た。
市庁舎への花輪は5016枚に上ったそうで最初の思いついた人をインドネシア版ギネス(MURI)が表彰しょうとしたがそれが解らなかったそうで4月中にもメダンなどでもあり一斉に沸き起こった感じであった。花輪の言葉には、ティト警察庁長官へのお礼の言葉もありパプアでの花輪にも単一共和国(NKRI)を守る言葉が出ていた。Tito警察庁長官はその前がテロ対策庁長官でありジョコウイが昨年抜擢した最年少51歳の長官であった。彼はテロ対策、デモ対策に一定の成果を上げてきた。イスラム過激派の先頭に立つFPIは2014年から反アホックデモを繰り広げてきたが、その中アホックは誰も口に出来なかったこのグループの解散を要求したこともある。PDI-Pのメガワティはインドネシアのサイレントマジョリティへ反国家的運動に立ち上がれと発破をかけ、ジョコウイ大統領も政治に宗教を持ち込むなとSARA議論も目に付いた。メガワティの主張はインドネシア統一国家(NKRI(Negara kesatuan Republik Indonesia)・パンチャシラ・45年憲法・ビンネカトゥンガルイカ(多様性の中の統一)という4っつの基本原理である。この多様性には種族・宗教・人種・階層でsuku agama ras dan antargolonganの頭文字を集めたSARAなる言葉は小生に取っては再登場の懐かしいインドネシア理解の言葉であった。これだけのトップの応援がありながらアホックはなぜ負けたか考えるとイスラムの不寛容が無関心に近くなっていたのではないかと思われる。積極的にニュースを探すことはしなかったがあの大きなインドネシアのイスラム団体は言葉を発しなかったようだ。

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2017年5月 2日 (火)

マジョリティの力

使って居たパソコンが急におかしくなり書いていた原稿も消えてしまったので古いパソコンを出してきた。消えた原稿は世界のマジョリティの暴虐についての思いであった。

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書き出しはジャカルタ州知事選で現職アホック知事が敗れた事で州庁舎周りは、お別れ、励まし・感謝の花がインドネシア式、1畳のkarangan bunga(その数 4,000以上 で過去最大か)で埋め尽くされた報道である。
イスラム冒涜に対して検察は執行猶予付禁錮1年刑を求刑しているが、9割の国民がムスリムである中でその力に影響されない判事が求められている。その前に小生などはそんな人間が宗教をさばく事自体が神の冒涜であると思う。インドネシアはまだいい。9割近い国民がムスリムながら政治においては主導を取ったことはなく、
今回の選挙も勝ち組は6割に達しなかった。これもアニス・ウノ組の清潔さがあってのことでムスリムが単にムスリムであった事で勝ったことではないのではないかと思う。片や日本は1極でこのマジョリティがテレビなどに押されてどう動くか危なかしい。
なぜ日本政府は平和を追求する事に国際社会でリードすることが出来ないのだろうか。 有頂天になっている間にはしごを外される事も懸念される。家の近くの緑の麦畑を軍馬で踏みにじった映像を思い描いて見たらどうだろうか それをやったのは日本であり、相手の軍事・国力すら無視して先制したのだった。少なくとも人間は少しずつ利口になっているはずである。こんなことだったか。。。韓国の特殊感情マジョリテイにも触れたがもっと時間が必要なのであろう。
追:思えば抑止力とは 何をするかわからぬという恐怖感醸成か

追②;パソコンがおかしくなった:急にデスプレーの色が真珠色で読みずらくなったーー>設定の簡単操作でハイコントラストを無しにしてみたら 治った。(全治3日であった)

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2017年4月13日 (木)

3月の投資環境:インドネシアはまだ元気 そのうち日本抜くよ

3/14 2050年イは世界第4位の経済大国(16年は8位):PwC報告。日本は8位に転落
3/7  ダハナが中短距離ミサイル製造へ、政府が発注。
3/1  1月の外国人訪問客数1,030,748人、前年同月比26.58%も増加。
3/10 国営鉄道KAIが車両刷新計画、国営INKAに2020年までに900両発注見込み。
3/10 アディ・カルヤ、首都圏LRT建設で社債発行+銀行融資計4.6兆ルピア。
3/13 トヨタ・モーター・マニュファクチャリング、新社長にイ人副社長が昇格
3/13 国営5社で産廃物処理MoU、プルタミナ、AT、B/A、ティマ、アサハン企業連合
3/16 スリウィジャヤ航空がビンタン・リゾート開発に参入、サリムと
3/17 PLN、16事業計1,825MW開発に計21.1兆ルピア投資で契約。
3/29 PLN、再生可能エネルギーによる発電所開発10件、民契、計45MW。
3/17 インドネシア・エアアジア、成田~バリ就航へ、5/25以降、週4往復。
3/22 国営70病院の経営統合、持ち株会社制に。
3/29 首都空港ターミナル3と2結ぶ無人運転スカイトレイン、試験運行目指す
3/18 パランカラヤに首都移転案浮上、ジョコウィが調査指示と内務省幹部。
3/5  環インド洋連合サミット(IORA)がジャカルタで開幕。

日本企業もやりたい
3/14 日本の楽器メーカーがブカシで4,340万ドル投資、1,600人雇用し、99%輸出
3/15 デルタマス拡張1,600ha計画。

インドネシアの魔の手も
3/1  5千人を税務調査官に:タックスアムネスティ不参加納税者中心に特別税調
3/3  コメ・トウモロコシなど生活必需食糧11品目のVAT非課税は違憲判決。
3/17 スミットマス前歩道橋で邦人男性が強盗被害事件、犯人は4人組、

そのたちょっと記録したい件は多い
3/8  MRT路線付近の土地のNJOP、最大30%の引き上げ:州税庁が予測。
3/16 アンチョール沖人口島開発、3島は違法で開発許可が無効:行政裁判決。
3/17 パレンバンでもLRT開発、切符支払いは電子マネーで。
3/1  サウジ国王が47年ぶりの来イ、チラチャップ製油所拡張など計70億ドル投資
3/11 電子KTP事業で数十人の国会議員汚職
3/12 バドミントン全英オープン男子ダブルスでインドネシア・ペアが優勝。
3/13 新駐日大使にアリフィン元ププック・インドネシア社長任命。
3/15 日本政府の草の根・人間の安全保障無償資金協力決定計71億ルピア。
3/17 ブロックMスクエアでエレベーター落下事故、25人けが。
3/20 ジャンビの洞窟2ヶ所で古代壁画見つかる、人や動物が描かれているという。
3/23 首都のバスウエイ専用高架道テンデアン~チレドゥッグ間で完工
3/24 イスラムが7世紀に最初に伝えられた場所としてバルスにモニュメント。
3/24 ブカシで教会建設反対のムスリムら数百人が暴徒化、警官隊と衝突騒ぎ。
3/29 対イ円借款739.88億円署名、灌漑整備や海岸保全など。
3/31 インドネシア・サトゥ:NPWP、KTP、運転免許証等のデータを一つのカードに。

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2017年3月29日 (水)

新首都候補 パランカラヤ

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又ゾロ首都移転問題がでているようで今回はジョコウイ大統領がパランカラヤに首都移転することを調査するように指示したらしい。パランカラヤとは中部カリマンタンの州都であるが山の中でなぜこんなところが候補になるのか疑問も沸く。ここは日本人が恐れるダヤック族の居住区でマズーラ族との抗争事件も小生には記憶にある。ジャカルタが移転を考える最大の理由は大統領宮殿も見舞われる洪水であるようだがここは山地だからその心配はないのだろう。1957年に市制が始まった新しい都市でインドネシア一の広さを誇る、人口2十数万である。まだ開発途上で広大な森林地帯はオランウータンなどの動物も住んでおり共存が過大であろうか。

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最初の開墾の鍬はスカルノが振り下ろしたそうでその地にスカルノの塔が建てられており、生まれの時から首都を嘱望されていたようだ。首都が移っても日本人社会は移らないだろう。写真はWikipedia より借用。


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